子育て中のママや妊産婦への周囲の理解やサポートの少なさ。
これらによって、育児負担が加重となり、ママ自身の心身のケアが後回しになってしまっている現実。
本プロジェクトを通して、こうした忙しいママや妊産婦の方々に心身のケアや笑顔をサポートする体制をつくりたい。そして、そして周囲や社会の理解、共感、寛容性を高めていくための呼びかけや取り組みを推し進めていきたい。そのような思いを込めて、このプロジェクトはスタートしました。
本プロジェクト名を「ママもまんなか」としていますが、養育者に届く支援を行っていきます。
子育てに欠かせないのは、ママとパパの元気と笑顔!当店自慢の「元気と笑顔になれるメニュー」をどうぞ。
みんなが笑顔になれる場所!ママもまんなか!『スマイル健幸カフェ』
「ママもまんなかプロジェクト」が目指すものは、ママ(妊産婦)の元気づくりと、ママを支える子育てに寛容な社会づくりです。これらに、自治体や企業など地域のみなさんと一緒に取り組み、子ど もたちを含む、ママ(子育て家庭)のWell-beingと、社会のWell-beingの向上を図ることが、本プロジェクトの究極のゴールです。すなわち、ママ・パパが元気になる社会環境をつくり、子育てを良くする、という取り組みです。
オンライン教室と対面教室を組み合わせた「健幸スマイルスタジオ」を全国の自治体・企業・ NPO 等と連携して実施します。ママの健幸づくりをサポートし、楽しい笑顔の子育てを実現する「うごく」「まなぶ」「つながる」ためのコンテンツです。
詳しく見る妊産婦の死因の 1 位が「自殺」の日本。必要な時に地域の子育て支援サービスに繋がれていない実態が調査でわかりました。持続可能な日本社会の実現、子ども達の豊かな未来のための SDGs にむけて一緒に取り組む組織や人の輪を広げます。
プログラムディレクター
久野 譜也
少子化の原因は、多様かつ複雑です。筑波大学・つくばウエルネスリサーチの調査では、子育て当事者への労わりやサポートが少ない点、子育て全般への非当事者の寛容性の低さが示されています。また、妊娠・子育てママが自身の健康に対するケアが充分でない実情も分かってきました。特に、運動不足による体力低下と極端な痩せ志向等は、低体重出生児の増加や子育て時における体力不足による疲労度の高まり、それが原因でイライラが募り、時に虐待につながることも残念ながらあるのも事実です。
私たちは、この2つの課題「ママ自身の健康」と「社会全体の寛容性向上」に挑戦します。ぜひ一緒に社会を変えましょう!
科学的根拠に基づく産前産後のママのからだに適した「運動」と「子育ての学び」、専門家との「つながり」の3つの柱で、産前産後の女性たちをサポートします。参加メンバーは、同じように妊娠や出産を経験した人ばかりだから、気持ち的にも安心!
「ママもまんなか」プロジェクトは、内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)第3期課題「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」に関する研究開発のひとつです。⼦育て世代・⼥性の幸福度向上のための研究開発を、筑波⼤学を中核とした産官学のチームで行います。